セールスデザイン

バナーやヘッダーの文字を圧倒的に読みやすくするコツ

「セールスコピーを活かした売れるデザイン」を作る時に、私が心がけていることは次の3つです。

  1. 見えにくさを徹底して取り除く
  2. ベネフィットが伝わることを最優先する
  3. 読まなくても感覚的に伝わる工夫をする

この記事では「見えにくさを徹底して取り除く」について、例をあげながら解説していきますね。

「読みづらい」のははっきり言って論外

セールスコピーやランディングページにおいては「読まない・信じない・行動しない」という壁を、どうにか乗りこえようと、様々な工夫を凝らしています。

そのような状況において「読みにくい」というのはお話になりません。

「見えにくい」「読みにくい」

そういうデザインは徹底排除します。

やりがちな例「反転」

A 白背景に濃い色の文字(白地)
B 濃い色の背景に白抜きの文字(反転)

だったら、
A 白地の方が視認性が高いです。

これはアメリカの広告研究者の間で何度も実験されていて、このような結果が出ています。

離れた位置での視認性は?

A 白背景に黒文字…168cm離れた位置からでも読める

B 濃色背景に白抜き文字(反転)…140cmまで近寄らないと読めない

1秒間に読める文字数は?

A 白背景に黒文字…1秒あたり平均6語

B 濃色背景に白抜き文字(反転)…1秒間に4文字

ですので、読んでほしい・目立たせたい部分で反転のデザインを使うことはしません。

実際に比較画像を作ってみましたので、少し離れたところから見比べてみてくださいね!

やりがちな例「メリハリがない」

また他に読みにくさの一因になるのが

「メリハリのなさ」です。

フォントの大きさや太さがどれも似たり寄ったりだと
結果どこにも目がいかないデザインになってしまいます。

例えば、価格を見せたい場合、
次の2つのうちどちらが価格が伝わりますか?

上は文字の大きさがすべて同じ。
下はその字の重要度に応じて文字の大きさを変えています。

使える幅は同じでも、文字ごとに優先順位をつけることで「9800」の文字をこれだけ大きくすることができます。

一目瞭然でメリハリがある方が読みやすいですよね!

メリハリをつけるには、「何を一番伝えたいのか?」

伝えるべき優先順位をはっきり決めることが必要です。

次の記事では、何を基準にして優先順位をつけるのかを解説しますね!

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