煽らずに価値を伝えることで
リピートにつながるランディングページ制作
Web・グラフィックデザイナーの川島 彩です。
（プロフィールはこちら）
ランディングページなどのデザイン制作をする時、
「成果につながるデザインになっているか？」
は最重要だと思いますが、
「納品スピード」のことはどのくらい意識しているでしょうか？
プロとしてお金をいただくのだから
「完璧なデザインを納品しなければ！」
と思う気持ちもわかります。
プロ意識を持って取り組むことは大前提です。
ただ、そこにこだわり過ぎると陥ってしまう罠について今日はお話しします。
私が起業前に勤めていた会社は生中継が多い放送局でした。
生中継に合わせて最新の情報を告知するため、時間をかけてじっくり作るよりスピード勝負の制作が多かったです。
そのため放送時間を過ぎた100点のデザインが、いかに意味がないか身にしみています。
限られた時間内でどこまでクオリティを保てるか？が求められていました。
これは生中継の告知に限ったことではなく、起業してからもとても大切なものでした。
例えば、商品やサービスには「売り時」があります。
明日販売したいのに、デザイナーが完璧なデザインにこだわることで売り時を逃したら・・・
クライアントの売上はゼロです！！
もし50点の出来でもいいから、納品して販売することができたらいくらかの売上になります。
クライアントにとってどちらが重要でしょうか。
クライアントは完璧な仕上がりのランディングページを手元に置いておきたいわけではなく
それを使って
商品・サービスを売ったり、新規見込み客と出会いたい
と思っていることを常に忘れないようにしたいです。
私もかつては
「え、こんな出来で公開できない！！」
と思ったことがありました。
それって、自分のデザイン力が低いと思われたくないという気持ちがあるからではないか？
と今となっては思います。
つまり矢印が自分に向いていますよね。
あ！ちなみに、無茶な短納期の依頼を受けようという話ではありません。
無茶をするのではなく、クライアントの望む成果を得るには省けるところはないか？
簡易なものでもいいからなんとか形にできないか？
そういう視点を持って工夫してみることが大切です。
クライアントに矢印を向けられるようになるマインドセットも学べます！
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