デザイン考察

ローソンのパッケージリニューアルで売上は伸びる?

煽らずに価値を伝えることで
リピートにつながるランディングページ制作
Web・グラフィックデザイナーの川島 彩です。

(プロフィールはこちら

ローソンプライベートブランドのパッケージリニューアルが、賛否両論を巻き起こしています。

新パッケージになって売上は伸びるのか?

わかりづらくても売れるには?

実際、ローソンに行って、新パッケージが並んでいるのを見てみました!

率直な感想としては、やっぱり

「わかりづらい」

文字を読まないと、商品の違いがわからない。

その文字も小さくて視認性が低いので近寄らないと、判別できません。

上の段にあるDoleやリプトンの方が

シズル感があり、遠目からも目をひきます。

ではそのデメリットを上回るほどの

「従来のコンビニにはなかった小洒落た感」

があったか?と言うと、

蛍光灯のギラギラした明かりのもと、コンビニの陳列棚に並んでいる状態では

そういうトキメキもありませんでした。

わかりづらくても売れるには

手に持つだけでキュンとする魅力的な世界観

がないと、厳しいのではないか?と思います。

ローソンで買う「価値」自体を変える

今回のパッケージリニューアルには、ローソンが新しい市場を狙いにいっている表れではないか?との見立てもあります。

▶︎【直撃】ローソンPBの新デザインが賛否両論、皆さんの疑問を社長にぶつけます。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/hufflive_jp_5ed658c5c5b66c722baf84e7

ローソンで買う価値を「近くて、早くて、便利」から

「ちょっとした手土産になる」に変えていくためのパッケージリニューアル。

確かに、あのパッケージをもっとナチュラルだったり、シンプルだったり

そういう部屋に置くと、もうちょっと映えるのかな?と思いました。

(実際、デザインを手掛けた佐藤ナオキさんの暮らしは、超ミニマリストらしい。)

素敵なインテリアの中に「ザ・コンビニで買いました!」感のある商品を置くと、

悪目立ちしますが、

このパッケージなら雰囲気を壊さず馴染みそうです。

そうなるとむしろ「あのパッケージがいい」と選ばれるかもしれない。

ガチャガチャしたコンビニの中では、なかなか手にとってもらいづらそうですが、

ナチュラル・シンプルなお部屋で「映え」る様子が広く認知され始めると、

これまでとは違った価値で選ばれる可能性を秘めていそうです。

もう少し長期的な戦略なのかもしれないですね!

今後どんな風に展開していくのか、楽しみに見たいなぁと思います。

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